「ITやプログラミングは難しそう・・・」
「都会じゃないと仕事がないんじゃないかな・・・」
と思っているあなたへ。
この記事では私自身の経験や、プログラミング学習のポイントや地方で働くメリット・デメリットについてお伝えします。
地方でのキャリアを考えている方々に、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
目次
エンジニアになろうと思ったきっかけ
私は大分出身ですが、東京に進学してそのまま都内で就職活動をしつつ地元に帰る選択肢も考えていました。将来に対して何か具体的なプランがあったわけではなく、これといった趣味もありませんでした。そもそもIT業界もよく分かっていませんでした。
そんな感じだったので、就職活動も特に行きたい業界や企業があったわけでもありません。
しかし、ある日に高校の友人の勧めでエンジニアが向いているのではないか?と言われ、そこからIT業界に興味を持ちました。その後、無事に都内のIT系の会社に就職できました。
職種でいうとSE(システムエンジニア)でした。
SEに必要な素質は論理的思考力であり、物事を順序立てて考えることができる必要があると言われていました。
地方で働こうと思ったきっかけ
私の場合は、もともと大分出身なので地方で働きたい思いがあったというよりは、色々あって地元で転職しようと決めました。
転職の理由は色々あるんですが、以下のような感じです。
- 都会は通勤が大変、移動による時間拘束が多い
- 会社にいる時しか仕事ができない(業務用の端末は持ち出し禁止)
- 家で仕事の勉強ができない
- ネットで検索しても情報がまったく出てこない技術を使っていた
- 新しい技術の導入が困難
- 何となく時間の余裕がない
まとめると仕事以外の時間で自主的な学習ができない、かつ独自の技術を使っていたので潰しが効かない環境だったからです。
そのため、プライベートでも学習ができる潰しの効く技術を学びたいと思い、転職先を探しました。
運良く地元のベンチャー企業に転職でき、様々なことを学ぶことができました。
地方で働くことのメリット・デメリット
地方でプログラミングをするメリットはたくさんあります。
まず第一に、都会と比べて物価が安いことが挙げられます。また、地方ならではのコミュニティがあり、人間関係が築きやすい点も大きな魅力です。
一方で、仕事の選択肢が都会ほど多くないことや、一部の先進的なプロジェクトにアクセスしづらいことがデメリットと言えるかもしれません。
メリット
- 物価が安い
- ご飯が美味しい
- 自然が多い
- 会社間の横のつながりが強い
- 色々なことにチャレンジしやすい、提案しやすい
- 行政や自治体の仕事があれば繋がりができ、地方活性化に貢献できる
デメリット
- 自社サービスをやっている企業が少ない
- 自発的に情報収集しなければ、最新の情報が入ってこない(地方関係ないかも・・・)
- 研修や制度が充実していないかもしれない
- 新しいことをやる時に、事例が見つからないかもしれない
- 移動手段に車が必要になるかもしれない
エンジニアとして働く上で地方と都会で差はあるのか
メリット・デメリットを挙げましたが、地方でエンジニアとして働くことは、都会で働くことと比べて差があるのでしょうか?
個人的には、リモートワークへの移行や企業側の管理体制ができてきて差は無くなってきていると思います。
私自身、地方にいることでエンジニアとして困った経験はないです。
人によってはデメリットはあるかもしれませんが、エンジニアリングに関することは自分の行動で解決できることがほとんどだと思います。
どこで働くにしても、日常的に情報収集したり、オンライン勉強会に参加したり、社外の人と繋がって事例を聞いてみたりといった感じで、行動することが大切だと思います。
また、コロナの影響でリモートワーク可能な企業も増えてきていますし、企業側も便利なツールの導入や、ワークフローの見直しなどを行うことで地方でも働きやすい体制が整ってきているのではないかと感じます。
プログラミングを始める人へのアドバイス
最後に、プログラミングを始める人に向けたアドバイスを3つお伝えします。
プログラミングの学習サイクルを知る
プログラミングの学習は、まず自分でやってみるということが重要です。
学校の勉強と違って、プログラミングにおいては理解はあとからついてくるものです。
バラバラな知識が、「できる」ことで繋がりが分かる感じです(点と点が、線になることで理解できるイメージ)。
私もプログラミングの学習していた時に、最初は曖昧だったことが後半になると「あ、こういうことだったのか!」とあとから理解できることがたくさんありました。
なので、最初から100%理解する必要はありません。50%くらいの理解度でいいのでどんどん先に進みましょう。
目標から逆算して学習する
最終的な目標に合わせて適切な学習をしましょう。
例えば、Webアプリケーションを作れるようになりたいなら・・・
- 世の中にどういったWebアプリケーションがあるのか
- どういったプログラミング言語で作れるのか
- どういった技術を習得する必要があるのか
- どのような流れで作っていくのか
といった内容を調べてみましょう。調べるのもスキルの一つです。
そうすると・・・
- WebアプリケーションにはTwitterのようなSNSから、タスク管理ツールなど様々なものがある
- Ruby、PHPなどのプログラミング言語を使ってWebアプリケーションを開発できる
- フレームワークを使うことでより効率的に開発ができる
- HTMLやCSSなど、マークアップ言語も学ぶ必要がある
- 情報を保存するためにデータベースを学習する必要がある
といった情報が出てくると思います。
このようにして、目標に対して学習しなければいけないこと、進め方を把握しましょう。
目標が決まらない場合は、まずはSNSアプリを作るのがオススメです。
SNSアプリはとても身近なものですし、どういったことができる必要があるかイメージしやすいと思います。
時間を確保する
プログラミングの学習を始めるとき、最も重要な要素の一つは時間の確保です。
プログラミングは習得に時間がかかるものです。
断続的な学習ではスキルが身につきにくいため、毎日少しずつ時間を確保することが重要です。
具体的に時間を確保する方法はどうすれば良いでしょうか?
- スケジュールの設定: プログラミング学習のための固定のスケジュールを作成しましょう。例えば、毎日の朝30分、夜1時間をプログラミング学習に充てるなどです。
- 優先順位の設定: プログラミング学習を他の娯楽より高い優先順位に設定しましょう。学習のための時間を確保することは、将来の自己投資です。
- 無駄な時間の削減: 日常生活での無駄な時間を削減することも大切です。ゲームやテレビなど、時間を浪費する要因に気をつけましょう。
自分の目標に向かって、時間を大切にしましょう。
成功への第一歩は、今日から始めることです。
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note | おおいた県IT部さんからの取材インタビュー
https://note.com/oitaitbu/n/n62fb41adb002
エンジニアになったきっかけや仕事内容についてインタビューを受けました。
Youtube | LAUNCH CRAFT CH LIVE配信
https://www.youtube.com/live/V88RF9ebF88?feature=share
私も関わりがある、LAUNCH CRAFTさんが運営するプログラミングスクール「OITA CREATIVE ACADEMY」の配信でインタビューを受けました。
OITA CREATIVE ACADEMYは、大分県下のWEB関連の事業をしている会社が中心となり、大分県のIT産業の発展のためにプロフェッショナルな人材を育成し、地域に人材を輩出していくことを目的とした「学校」とは違った「私塾」です。
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